不動産業者「水戸大家さん」廃業に関する雑感

六本木の水戸大家さんが不動産事業を廃業

水戸大家さんが廃業。六本木のど真ん中にオフィス構えるあれだけイケイケの不動産会社だったのに。時代の流れ一つでビジネス・投資環境はこうも変わる。仮想通貨だって然り。インとアウトのタイミングやリスク分散が大切だと感じる。

1銀行1法人スキーム

いわゆる1銀行1法人スキームを利用していたのだろう。他行からの借り入れを信用情報上で隠しながら、無天井に新設法人向け融資を重ね続けるやり方。なんなら、消費税還付も同時実行。本来は1法人で信用を積み重ねるのが真っ当な道。一つの時代の終わり。 

金融庁からメスが入れば塞がれるほどにメジャー化してたスキームである。事の発端はスルガからだったのかも(あそこは法人でなく個人融資メインだが)。マイナンバー(法人番号)導入でスキーム破綻の可能性はあった。ただ、国税庁法人番号公表サイトの仕様上、CIC・JICC・全銀協の情報では追えない部分があった。

不動産業界の栄枯盛衰

栄枯盛衰は仕方がないとは言えど、日本一とも思われる不動産業者が廃業にまで追い込まれるとは。少なくとも2年前は社長著書購入者に箱根高級温泉旅行の特典を付けるほどバブリーな感あった。幹部層も独立して高級外車乗り回したり。現在社長が勧めているのがマイニング。伸るか反るかはよく考えよう(現在はマイニングも撤退し、格安SIM代理店事業を展開している模様) 

バブル期のような短期転がしによるキャピタルゲイン重視ではなかったであろう。すぐ不動産市況が総崩れではない。特定手法が立ち行かなくなっただけ。銀行・規制当局の動向次第で五輪前後の不動産市況は左右される。峯島社長のことだからYouTuberとしての道は残るし、取引先含む廃業の周知は戦略的撤退なのであろう。